この一年の新型コロナによる自粛期間で、私にしては多くの作品を作ることが出来ました。
この期間がなければ自宅で作品にこれだけ向き合うことも、HPを作ろうとも考えなかったので、結果オーライではあるけれども何もできない一年ではなかったと思います。
さて、立ち姿の動物は、いつもの四つん這いから身体の構造を考えるのとは少し違っていて、
ある意味人間の身体に近くなりわかりやすくなるはずなのに、これだけ長くやっていても混乱するのは私だけでしょうか?
四つん這いの形の骨格から立たせていって、理解、納得しています。 そうするとモデルと照らし合わせて的確な位置に思い切って肉付けができます。
適当にごまかすと、ポーズの変更時に困ったり、結局、失敗や後悔をするからです。
この熊は
立っている+動きがある+相手がいる+思い描くムードがある
設定です。
その割に、まだナマケモノみたいにぬぼーっとしていて、ムード感ゼロです。
相手は・・・↓これも製作中です。
思い描くものはあるのですが、イメージのものができるかどうかはやっていないと分かりません。
湧き上がる気持ちだけが先走り空回りして、がっかりする結果にならないように、熱い心と冷静な目が必要ということですね。
こういう+αが強めの作品の時は、他の作品と並行して、付いたり離れたりしながらの制作が私の場合はいいようです。
うまく出来たらいいのですが!
2021年
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