羊毛フェルトの仔猫の顔の額

一ヶ月に一度は記事のアップを目指していたものの、気が付けば二月も末、春の日差しさえ感じます。

去年から作っていた子猫の顔の額。今年初めてのアップ作品です。

ネットで見た可愛らしい子猫をモデルにさせてもらい、目をブルーに変えて顔だけに集中しました。

猫の場合、自作した目を入れるといつも目力が鋭くなるように思うので、今回は子猫のふんわりとした柔らかな雰囲気を残したいと思いました。

またガラスのカボション(半円球)を使い、奥深くてなおかつ追視(視線がこちらを追う目)効果をできるだけ抑える目を自分で作っていますが(追視があまり好きではありません)、

今回は上だけを見上げて欲しいのに、角度によっては少し目が合います。
微妙に追視効果が残ってるのです。
律儀にこっちを見なくていいのに💦

この辺は今後も課題だとしても、だいぶ不自然な追視がなくなりました。

子猫らしい感じとはなんだろう?、とああだのこうだの考えていたら、今回もいくつかの気付きがありました。 
忘れないでメモメモ。。。

何を作っても新しい発見があります。

羊毛フェルトを始めてもう10年以上になります。

動物の種類をもし限定したら、その動物についての知識が増え、慣れてもっと上手くなれるかもしれませんが、いろんな動物を作りたい衝動が尽きません。

たとえば犬の制作が続くとどうしてもそれ以外のもの、たまには知識ゼロからの動物(人も含めて)を作りたくなります。

挑戦とかそういうものではなく、新鮮味が欲しいとか、好奇心の感覚です。

スピードはゆっくりですが、でもその分じっくり考え丁寧に作り込んでいるはずなので、いろんな寄り道をしながらですが、総合的にはスパイラルを描いて上昇していると信じたいです。

”急がば回れ”というヤツです。 あれ?ちょっと違いますか。

今年も机の前でチクチクと針を進められたらと願っています。

2023年

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