羊毛フェルトで木の実を頬張るリスを作りました。私の中でのリスの代表格、シマリスです。
右手で大きな木の実を口にほおばって押し込み、左側の頬がいっぱいになっています。
尻尾を付けても、前の方が重くてバランスが取れずに倒れてしまい、製作途中で重心をしっかりとるため、お腹あたりに庭の小石を入れました。
そのため、このリスは手のひらに載せると適度な重みがあり、まるで生きているリスを手に載せているような感覚です。
もっと思い切り左頬を膨らませてもよかったかな?と思いますが、遠慮がちな密やかなほおばりも、愛しくてヨシヨシしたくなります。
いつかは風船のように頬を膨らませたバージョンも作ってみたいと思います。
熱帯のタイで仕上げたので、森林ではなく雨季の熱帯の植物の前での撮影です。
一年中暑い熱帯のこの国、タイにはリスはいないだろう、と思っていたら、その後リスが電線をつたってササっと走っていたり、木に登っていったりするのをたまに見かけることがありました。
周りに尋ねると、リスはよくいます、とのことでした。
野生たちはどこでもたくましく生きてるのですね。
次は下の画像のような原種のような細長いリス(何が原種か知りませんが、イメージで・・)を作ってみたいです。 これは寒い国にだけいるのかもしれません。
このリスの尻尾は半透明かのように、毛の隙間から向う側が透けて見えていました。とても不思議です。
2017年
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