夏の真最中、他の作品を作っているときに、ゴリラを作りたい衝動に駆られました。
ニシローランドゴリラです。
ゴリラにはモサモサした毛、ぶ厚い皮膚や粘膜ぽい部分、皮膚か毛が生えているのか微妙な部分など、質感が異なる部分が含まれていて、
それらの表現を試して確認しておきたいと、急に思いたったわけです。
このように別の作品に急に興味が飛んでしまうのは、たまに”あるある”ですね。
ネット上のゴリラ画像から、はじめは所在なさげに右手の中指で脇の下を搔いているポーズを選びました。
でも、さりげなさすぎて何をしているのかよくわかりません。
それで右手で何かを掴むポーズにしました。食事の草です。
左手に持つのは小玉スイカ。
ゴリラはセロリやスイカも好きだとか。
コダマスイカは小さいとは言え、これだと小さすぎかしら。
では巨大なゴリラだと思ってください。
すると他は変えていないのに、野生ゴリラが意思を持つ動物に見えてきました。
ゴリくんにはやはり人に通じるものを感じます。
手に持つものを変え、今日は美形の猫を訪ねました。
花と、左手にはマトリョーシカ。女心をわかってますね。
草食のゴリラはバナナを食べるイメージがありますが、
それは人間のゴリラへのステレオタイプのイメージで、
特にバナナが好物でもないようです。あ、それはチンパンジー?
草食のゴリラの筋肉が発達しているのは面白いと思いませんか。
その体の仕組み、運動嫌いの私にも分けてほしいものです。
2021年
追記 2022年 その後このゴリラの修正をしました。↓
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