昨日、来月にJAXAの日本人宇宙飛行士、星出さんがリーダーとしてNASAからISSへ出発するというニュースを見ました。宇宙は私のロマン心を刺激するツボのひとつです。
星出さん、未来につながる研究を頑張ってください!
先日はNASAの無人の探査機が火星に着陸したニュースがあり、火星の地面の映像を初めて見ました。
昨年2020年の1月~2月の1か月間、アメリカを旅しました。
訪れたかったテキサス州のヒューストンのジョンソン宇宙センターNASAへの旅も家族が組み入れてくれました。
NASAで撮影するために羊毛で宇宙飛行士を意気込んで作り持参、多くの画像を撮りました。
宇宙飛行士たちの訓練センターの見学をしたり、アポロ11号の実際の管制室で、当時の着陸時の音声での疑似ランディングを体験したりしました。
アメリカ滞在の一か月の間に、コロナ19の不気味な影が中国から日本を覆い、世界に拡がるのは時間の問題となっていきました。
旅が終わり、勤務国に戻ったりアメリカに残る家族と別れ、私は日本に帰りました。
当時この感染症の詳細が分からず、今後万一会えなくなる不安が頭をよぎる中、帰国するしかありませんでした。
”少し前には、こんなことは夢にも思わず宇宙飛行士を作っていたのに。
少し前まではいつでも会いに行けたのに。”
日常が突然遮断されそのありがたさを知ることは、人生で度々起きます。
新型コロナでは世界中の人が同じ時期に、もちろん影響の大小はあれ、似たような状況になりました。
一般の海外渡航が不可能な状況はしばらくは続きそうです。
この旅が20年間続いた、私の日本と海外との頻繁な往来のいったんの着地点だったかもしれません。
自粛のこの一年は、羊毛フェルトをずっとやってきたことを何度も感謝しました。
もっと良い作品を作れるようになれますように。
その後厳しい規制の中で、家族達と一時的ですが再会も出来ましたし、幸いこの感染症に罹患せずに過ごしています。
ワクチン効果の期待もあり、一年前の状況とは違ってきています。
昨日星出さんのニュースを聞き、再び私の宇宙飛行士をどんどん飛ばしたくなりました。
そうそう、どんどん飛ばすことを考えればいいですね。いつか。
デスバレーを飛ぶ羊毛フェルトの宇宙飛行士
ネバダ州のラスベガスにも旅行し、そこから宇宙飛行士とデスバレーへ延々とドライブしました。
デスバレー、死の谷は真夏は過酷で人が近寄れない場所、昨年夏には世界最高温度を更新したようです。 真冬でも昼間は暑かったです。
熱く乾燥し荒涼とした国立公園は、まるで別の惑星のようで、宇宙飛行士にぴっりです。
静寂にも心にストンと落ちるものがあります。
たまには何もない、だれもいないというのもいい。無。無。
まるで最果てのような場所で美しい夕焼けと月を見ました。
2020年
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