羊毛フェルトの黒柴犬

15歳の黒柴犬

いまは老成した貫禄と落ち着きにあふれたPくん。

そのP君の若き日の写真をモデルにして

今のPくんの姿と、画像の若いPくんをすり合わせながら作りました。

笑顔のお座りPくんです。

鼻と舌はフェルターズワックスで制作。

                                     おまけ画像     仲間でワイワイ

黒芝犬のことを調べたら、犬種として一番良いとされている黒芝は、毛色がカラスの濡れ羽色のような真っ黒ではなく、光の当たり具合で茶色に透けて見える黒芝だそうです。

ふむふむ・・・知らなかった。
こういうマニアックな情報は面白い。

飼い主さんにとっては毛色や価値など関係なく、その子が唯一無二の大切な存在なので、意味のないことかもしれませんが、Pくんはまさにその”良い黒芝”の毛色の持ち主です。

今のPくんのひげは白色ですが、それが加齢によるものか、元々白いのかが飼い主さんもわからないということで、色々情報を調べました。

結果、黒いひげが加齢で白髪になったと言うよりは、元々白い可能性の方が高く、白いひげを生やしました。

信頼しきった笑顔で。

これもおまけ 

特に黒×白の羊毛を使う作品は、カットで落ちた互いの毛が混じり汚くなってしまいます。

すぐにピンセットやテープで取らないと、手で触るうちにフェルト化し内に埋もれて取れなくなります。

その経験があり、今回は植毛した部分にはカバーをしながら植毛を進めました。

2021年


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