バッグチャーム用に作った、半立体の小さなウサギ。
一度自分の作品でこんなことがしてみたかったのでチェーンを外して、”旅するウサギ”としてイギリスの景色をバックにそのウサギを撮りました。
いい歳をしていますので、人前でウサギを持って写真を撮るのは少々恥ずかしかったです。
でも・・・
旅の恥はかき捨てとは言い得て妙で、素敵に撮りたくなると、慣れていくものです。
ウサギの下方に棒をつけています。
湖水地方、ヒルトップにあるピーターラビットの作者ポターの家での私のウサギ。
湖水地方に行った時、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターさんがピーターラビットを書き上げたヒルトップの家に行きました。
その家は当時のまま保存、公開されています。
作者ポターさんは元々、この土地を愛した学者さんだったそうです。
物語のモチーフを、この家や庭からそのまま取っていたのですね。
ファンや詳しい人なら、この庭は〇〇の絵本に出てきた庭だ、この扉は××のお話に出てきた扉だ、とわかるようです。
きっと、優しい温かなタッチのピーターと仲間たちを嫌いな人はいませんね。
子どもたちが小さい時、うちにも何らかのピーターグッズが常にあったように思います。
あのキャラクター、お話が、静かで瀟洒なたたずまいのこの家で書かれたことが腑に落ちました。
今でも庭は絵本の風景をそのまま、たとえば玉ねぎ畑は荒らされていたりと、
物語の世界観を残してくれています。
厚かましくもピーターではなく、私のウサギで記念撮影をさせてもらいました。ピーターくんを作ってくればよかった。
もちろん撮影許可はいただいています。
2018年
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