羊毛フェルト教室での制作の三作目がトラでした。
いまから六年ほど前のこと、
当時の力量でリアルなトラを作るのが無謀とわからなかったのです。
それでも、長い時間をかけてもトラを作ってみたかった。
やり始めてから難しいと気がつき、情報と資料をさらにたくさん集めました。
当時の私の事情もあり、完成まで結局一年かかりました
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やってみてよかったです。
山野の羊毛フェルト教室のharada wakana先生は動物の骨格と筋肉を土台でしっかり作りこむことを教えてくださいます。
その知識がないまま、筋肉と骨がしっかりしたトラに挑戦したことで、教えて頂くことが目からうろこの事、ここまで知らなければならないのかと冷や汗ものでした。
知識はすぐ身に付くわけではなく、
今でも該当する動物の本や資料を一生懸命探して見ています。
でもこの時、何を制作するにしてもリアル動物制作に共通する基本のき、必要な情報を知ったような気がします。
私の当時のメモを見ると
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今では土台にここまで細かい細工をするようにはおっしゃいませんが、 植毛すればほぼ消えてしまう筋肉の凹凸にも注意を払い、理解することを先生から教えてもらっています。
作品ごとにつけているメモ書き、このトラと後日にアップするダックスフンドに割いているページ数が多いので、トラでかなり勉強させてもらったようです。
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黒い模様は、刺し固めの表面の模様ではなく、黒い植毛です
細かい植毛でした。
この時はリアルにこだわり、黒い縞模様を刺し付けて貼り付けたくありませんでした
今なら調べたり試したりして、もっと柔軟に合理的にリアルな表現の仕方を考えるかもしれません
今では手直ししたい部分も色々ありますが、このまま触らずに置いています。
色んな意味で思い出があるトラ。
私の守り神?の二匹のうちの一匹として、部屋にいます。
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トラは肩甲骨がグイっと盛り上がって、背とお腹が垂れるところが素敵です
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2015年
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