この以前は自己流で羊毛フェルトの簡単な作品を作っていました。
2014年にharada wanaka先生の教室(現 山野の羊毛フェルト教室)に入っての第一作は、娘の幼い頃のペットだった、ハムスターのぷーたんにしました。
娘が飼うハムスターの名前は、みなぷーたんでした。
この作品は今でも娘の家にありますが、手元に残っている画像は数枚だけです。
行方不明ですが、寝たタイプの物も作った憶えがあります。
このハムスターはひまわりの種を手に持っています。
自己流の作品と違い、harada先生のご指導によって生き物らしい活き活きとしたハムスターが作れたような気がして、とても嬉しかったことを憶えています。
これから自分の作品に命が宿るかも、と期待を持ちました。
とても懐かしい作品です。
下は教室で完成したばかりのぷーたん。
初々しいハムスターです。懐かしい。
手も指を一本づつバラバラにリアルに作らず、丸い手でひまわりの種を持っています。
グーの手も、今見ればひまわりの種が落ちそうで危なっかしいのが、却って新鮮です。
植毛作業も初めてこのハムスターでやってみました。
左隣や後ろのものは、それ以前に作ったウサギです。
人形のような生命感のなさ、これが何とかならないかとずっと思っていました。
本を参考にしてつくっていましたが、形を整えるだけで精いっぱい、また形をちゃんと見ていたかどうかも怪しいものです。
この小さな小さなハムスターは、たまたま教室の作品展の寸前に出来上がりました。
教室に入ったばかりでしたが、出展しませんかと声をかけていただき、他の立派な作品に混じって、作品展で展示してもらいました。
小さすぎて、隣にクラッカーをつけて存在感を演出していただきました。
先生の優しいお気遣いに感謝です。
うふふ・・・ちょこんと一丁前に並ばせてもらっていますよ。
他の生徒さんの素敵な作品を見せて頂いて、羊毛フェルトで動物に限らずいろいろなものが作れるものなのだと驚きました。
埋もれてしまいそうな作品群の中で、ちょこんと私のハムスターが鎮座していたことを思い出したら笑えてきました💛
2014年
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