羊毛フェルトの人魚姫

人魚姫

はじめは原作通り、涙の人魚姫の設定で作る予定でした

羊毛フェルトで人魚姫を作りました。

当初は ”目を閉じて美しい涙をこぼしている人魚姫” の設定で制作を進めていました。
というのは…

人魚姫の童話、最近ではディズニーのアニメもしかり、ハッピーエンドで終わることになっているようです。
でも「人魚姫」の原作では人魚姫の恋は叶わず、彼女は海の泡と消えてしまう悲しい結末です。

私の子供の頃は、原作の結末が一般的でその印象が強いのです。

でも、イメージしていた以前訪れたことのある、何とも言えず癒された透明のペパーミントグリーンの海や青い空を思い出し、泣き顔は残念すぎる、と思い直し、人魚の目をはっきり開けることにしました。

変更して”夢見る人魚”へ

金髪、ブルーの眼、女らしい美しい身体のライン。

遠くの海の岩礁に、海岸沿いの岩場に、妖精のような人魚がいたら素敵です。

当時、CMで人魚に扮した女優深田恭子さんの写真やポスターをよく目にしました。

それがとても魅力的だったので、全体のインスピレーションはそこから借りています。

人魚の腕と尾は人の腕、脚よりも長くして、伸びやかに表現しました。
手慰めに自分の髪をいじっています。

出来ればペパーミントブルーの海をバックに想像してご覧ください。

下半身の魚的な部分の模様はウロコではなく、海藻のモチーフを入れました。

そこに水の泡をイメージしたスワロフスキーをちりばめています。






後ろ姿です。

細い腰、首筋から肩の清潔感、豊かな胸。

あふれ出る若々しさ。(を出したつもりです。)

動物もとても難しいですが、普段作らない人を作るのは、特に顔はもっと難しく、苦手です。

と言いますか・・・リアルな顔は初めて作りました。

それでもなお、作ってみたいと思わせる”人魚姫”、という素敵な題材なのでした。

今でも上手く作れないけれども、定期的に人を作りたい衝動に駆られます。

おそらくこの人魚の恋は実ったと思われます。  

よかったよかった。

2017年


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